論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 早期胃体部癌における糸付きクリップを用いたESDの効果的な方法 |
掲載誌名 | 正式名:消化器の臨床 略 称:消臨 ISSNコード:13443070 |
巻・号・頁 | 18(6),633-636 |
著者・共著者 | 吉井将哲, 高橋 悠, 四十万谷卓也, 井上史洋, 山田康尊, 岩田裕樹, 宮坂将光, 野村正晃, 松本隆之, 松本泰司, 岡崎和一 |
発行年月 | 2016 |
概要 | ESDにおいて、胃体部小彎や前庭部病変では剥離面の露出が比較的容易であるが、特に胃体部大彎後壁病変では剥離面に良好なテンションがかかりにくい場合が多く、スコープのアプローチが難しいためESD手技が困難となる場合がある。佐久総合病院で考案された糸付きクリップを導入し、カウンタートラクションを有効に使用することができれば、病変の挙上を得ることで剥離面が十分に露出し、手技が容易になると考えられる。比較的手技が困難な場所である胃体部大彎後壁病変における効果的なクリップ方法を検討するため、クリップを肛門側へ付けた症例と、口側へ付けた症例を比較検討した。 |