論文種別 | 原著(症例報告除く) |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 鼻出血例367例の検討. |
掲載誌名 | 正式名:耳鼻咽喉科臨床 略 称:耳鼻臨床 ISSNコード:00326313/18844545 |
巻・号・頁 | 105(11),1039-1045 |
著者・共著者 | 西川 仁, 日高浩史, 小林俊光 |
発行年月 | 2012/11 |
概要 | 過去4年間の鼻出血症例367例(男性225例、女性142例:年齢3~96歳)について検討した。患者は男性が多く、60~70歳代にピークを認め、冬季に多い傾向であった。受診は時間外が68%で、そのうち60%が救急搬送であった。出血部位はキーゼルバッハが50%と最も多く、80%以上で電気焼灼またはガーゼタンポンによる局所止血治療を行った。また、基礎疾患で最も多かったのは高血圧35%で、367例中2例を除いた症例の35%で出血素因となる薬剤を服用していたが、薬剤服用と再出血は関連を認めなかった。再出血は19%で、出血部位不明例およびガーゼタンポン例が有意に多かった。 |
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