論文種別 | その他 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | その他(不明) |
表題 | 【生体内外をつなぐ動的な臓器 皮膚 健康と疾患のサイエンス 免疫・代謝・バリアの恒常性から個々の病態と老化を理解し、最適な治療へ】(第1章)皮膚の恒常性維持と破綻 皮膚の伸縮性を生み出すしくみ |
掲載誌名 | 正式名:実験医学 ISSNコード:02885514 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)羊土社 |
巻・号・頁 | 43(7),1030-1037 |
著者・共著者 | 中邨 智之 |
発行年月 | 2025/05 |
概要 | 組織の力学的特性はおおまかに細胞外マトリクスが規定している.そのなかでも引っ張り強度は線維性コラーゲン(膠原線維)が付与しているのに対し,伸縮性を担うのは弾性線維である.弾性線維はターンオーバーがきわめて遅く,加齢や紫外線により壊れた皮膚の弾性線維が再生することはないとされる.一方,加齢皮膚露光部で生じる日光弾性線維症ではエラスチンの過剰な沈着を認めるが,正常な弾性線維としての形と機能はもっていない.本稿では,弾性線維形成の分子機構を概説し,加齢皮膚での弾性線維再生が起こらない理由,弾性線維再生への展望を考察する.(著者抄録) |
文献番号 | Z501100007<Pre 医中誌> |