| 論文種別 | 原著(症例報告除く) |
| 言語種別 | 日本語 |
| 査読の有無 | その他(不明) |
| 表題 | サイトメガロウイルス初感染によるタンパク漏出性胃腸症の幼児例 腹部超音波検査の有用性 |
| 掲載誌名 | 正式名:小児科臨床 ISSNコード:0021518X |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社 | (株)総合医学社 |
| 巻・号・頁 | 78(5),675-680 |
| 著者・共著者 | 谷本 迪郎, 藤井 喜充, 大町 太一, 金子 一成 |
| 発行年月 | 2025/10 |
| 概要 | タンパク漏出性胃腸症(protein losing enteropathy:PLE)は,消化管への血漿タンパクの漏出により,低タンパク血症を来す疾患の総称である。今回,サイトメガロウイルス(cytomegalovirus;CMV)の初感染に伴うPLEの幼児例を経験したので報告する。患者は4歳の男児で,嘔吐と下痢に続く全身の浮腫を認めたため当院に入院となった。血液検査で低タンパク血症を認め,消化管漏出シンチグラフィで消化管内腔へのタンパク漏出が確認され,PLEと診断した。PLEの原因として腹部超音波検査で胃壁の著明な肥厚と脾腫が認められ,血清中のCMV IgM抗体価の上昇,血中・尿中のCMV PCRが陽性であったことから,CMVの初感染によるメネトリエ病疑いのPLEと診断した。入院後は消化器症状を認めず,浮腫と低タンパク血症は無治療で改善した。以上より,小児のPLEを診た場合,CMV感染症の可能性を念頭に診断を進めることが重要であり,その際には腹部超音波検査での胃壁の評価が有用であると思われた。(著者抄録) |
| 文献番号 | ZA28470011<Pre 医中誌> |