論文種別 その他
言語種別 日本語
査読の有無 その他(不明)
表題 【消化管感染症のすべて2025】十二指腸-小腸 (C)ウイルス感染 サイトメガロウイルス腸炎(十二指腸~小腸)
掲載誌名 正式名:消化器内視鏡
ISSNコード:09153217
掲載区分国内
出版社 (株)東京医学社
巻・号・頁 37(増刊),173-176
著者・共著者 伊藤 友佳, 佐野 泰樹, 松井 佐織, 稲葉 真由美, 長沼 誠
発行年月 2025/12
概要 <文献概要>疾患の概要 サイトメガロウイルス(cytomegalovirus:CMV)はヘルペスウイルス科に属するDNAウイルスであり,ヒトのみに感染する。CMVはヒト生体内では広範な組織親和性を示し,マクロファージ,血管内皮,上皮細胞,線維芽細胞など,さまざまな細胞に感染する。CMV感染(CMV infection)とCMV感染症(CMV disease)は区別され,前者は血液などからCMVが同定される場合,後者は臓器障害など臨床症状を伴う場合を指す。CMVは周産期や幼児期に初感染でほとんどは不顕性感染となり,その後生涯にわたり潜伏感染する。多くは免疫能低下状態で再活性化が起こり,時に致命的なCMV感染症となることがある。本邦での成人の抗体保有率は90%以上と報告されてきたが,近年は徐々に低下傾向で,健常者でのCMV初感染が増加傾向である。再活性化する原因は,後天性免疫不全症候群(acquired immune deficiency syndrome:AIDS)や慢性腎不全,重症外傷,高齢者などの相対的な免疫不全,副腎皮質ホルモン・免疫調節薬・化学療法が投与される疾患などである。
DOI 10.24479/endo.0000002380
文献番号 A109200050<Pre 医中誌>