| 論文種別 | その他 |
| 言語種別 | 日本語 |
| 査読の有無 | その他(不明) |
| 表題 | 【胆膵癌のリンパ節転移を考える】膵体尾部癌の領域リンパ節を考える リンパ節転移部位・頻度および郭清範囲と実際 |
| 掲載誌名 | 正式名:胆と膵 ISSNコード:03889408 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社 | 医学図書出版(株) |
| 巻・号・頁 | 47(7),713-717 |
| 著者・共著者 | 松井 雄基, 橋本 大輔, 里井 壯平 |
| 発行年月 | 2026/07 |
| 概要 | 膵体尾部癌は発生部位により予後や分子生物学的特性が異なり,それぞれ個別の病態として捉える必要性が議論されている。膵癌取扱い規約第7版での「大動脈左縁」による境界定義の変更により,臨床上の膵体部領域は大幅に縮小した。近年における報告では,膵尾部癌におけるNo.7,8,9リンパ節への転移は極めて低率(治療指数はゼロ)であり,低侵襲手術の普及も相まって,これらの部位の郭清省略による侵襲低減が検討されている。一方,膵体部癌では依然として血管周囲の転移リスクを認め,定型的郭清の維持が妥当と考えられる。また,術前化学療法(NAC)は微小転移やリンパ節転移の制御に寄与し,予後を改善させる可能性がある。現在,NAC施行下での至適郭清範囲を同定するLYMRIN試験が進行中である。今後は,解剖学的指標と腫瘍生物学(バイオロジー)を統合し,外科的根治性とQOLの維持を両立させた治療戦略の確立が期待される。(著者抄録) |
| 文献番号 | 2026301211 |