言語種別 日本語
発表タイトル 新たな5ヵ年計画での脳卒中・循環器病予防・啓発
会議名 第51回日本脳卒中学会学術集会
学会区分 全国規模の学会
発表形式 口頭
講演区分 シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
発表者・共同発表者◎藥師寺祐介, 井口保之, 岡村智教, 古賀政利, 後藤励, 斎藤こずえ, 須田智, 竹川英宏, 中山博文, 長尾毅彦, 藤本茂, 三浦克之, 木村和美
発表年月日 2026/03/12
開催地
(都市, 国名)
大阪市
概要 脳卒中・循環器病は依然として我が国の要介護の主因であり、危険因子の修正による発症予防と健康寿命の延伸に対する取り組みは今後も重要である。そのためには予防対策の更なる構築、並びに国民への啓発の継続が不可欠である。脳卒中・循環器病克服のための予防・啓発については、第一次5カ年計画(2016年3月〜)では基盤整備、第二次(2021年3月〜)では減塩政策を中心とした社会的予防や先制医療、早期受診啓発など、段階に応じた対策が進められた。第三次5ヵ年計画(2026年3月〜)は、2025年初頭より本学会と日本循環器学会とでこれまでの成果について協議を重ね、2024年4月より開始された健康日本21(第三次)の概念と目標値を引用し、国民全体への健康リテラシー向上、ライフコースに基づく包括的管理、健康の社会的決定要因(Social Determinants of Health: SDOH)への対応を強化することとした。加えて、ハイリスク群への早期介入、既往患者の再発・重症化予防を含む全世代・全過程対応型の対策を展開し、科学的根拠に基づく脳卒中・循環器病予防の社会実装を推進することも目標に含めた。本講演ではこれらの予防と国民への啓発の計画について、1) 脳卒中・循環器病予防のための配慮あるポピュレーションアプローチ (包括的知識の啓発による国民の健康リテラシー向上・健康行動の推進、SDOHへの対応を含む)、2) ライフコースアプローチによる脳卒中・循環器病の予防と管理、3)ハイリスクアプローチによる危険因子の早期発見・管理、4) 脳卒中・循環器病の再発・重症化予防と死亡抑制の4つの重点施策別に計画内容を概説する。