| 言語種別 | 日本語 |
| 発表タイトル | パーキンソニズムを呈したspastic paraplegia (SPG85) の1例 |
| 会議名 | 日本神経学会第134回近畿地方会 |
| 学会区分 | 地方会 |
| 発表形式 | 口頭 |
| 講演区分 | 一般 |
| 発表者・共同発表者 | ◎坪田伸之介, 高倉凌, 森勢諭, 中村正孝, 日笠幸一郎, 藥師寺祐介, 髙橋牧郎 |
| 発表年月日 | 2026/07/18 |
| 開催地 (都市, 国名) |
奈良市 |
| 概要 | 症例は68歳男性。20代で右手の振戦と歩幅の狭小化に気づいた。歩行障害は緩徐に進行し、50歳時に痙性対麻痺と診断された。60歳代で嚥下・構音障害が出現し、手指の巧緻運動機能障害を認めたため当院受診。左優位の筋強剛、両手の静止時・姿勢時振戦、後方突進現象、痙性対麻痺および遠位筋の筋力低下を認めた。頭部・脊椎MRIは異常なく、電気生理学的検査では下肢優位の軸索障害、慢性神経原性変化が示唆された。DAT-SPECTにて両側線条体の集積低下を認め、レボドパ内服にてパーキンソニズムは改善した。両親がいとこ婚で類症の兄がおり、全ゲノム解析にてRNF170遺伝子変異(p. R64X, c. 190C>T)が同定され、SPG85と診断した。SPG85においてパーキンソニズムを合併した報告はなく、発症機序の考察を含めて報告する。 |